鬱々とした気持ちを救ってくれた「ランチのアッコちゃん」

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仕事はうまくいかないし、プライベートがキラキラしているわけでもない。「私って社会人に向いていないのかも」と思ったことはありませんか?転職しても、環境が変わっても、なんとなく気持ちが晴れない。そんな時期に読んでほしい一冊があります。

私も同じような状況で、「社会人」として働くことに自信をなくしていた時期がありました。そんなときに出会ったのが「ランチのアッコちゃん」という小説です。読み終わったあと、重かった空気がふっと軽くなり、「自分なりにやってみよう」と思えた、そんな一冊です。

目次

「ランチのアッコちゃん」は、柚木麻子さんが書いた連作短編小説です。2014年の本屋大賞にノミネートされ、ドラマ化もされています。

主人公は、派遣社員の三智子。失恋して落ち込んでいる彼女に、バリキャリの上司・アッコ女史が、「1週間、私のランチとあなたのお弁当を交換しましょう」と提案。バラエティ豊かなアッコ女史のランチを体験するうちに、三智子の視野が広がっていく物語。三智子と一緒に、自分の視野も広がっていくような感覚になれる作品です。休日に、2〜3時間でサクッと読めるのも魅力です。

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当時の私は派遣事務として働き出したものの、前任者から引き継ぎを拒否され、何も分からないまま業務開始。もちろん仕事にならず、正社員から向けられる冷たい視線。いたたまれなさ、罪悪感、「派遣更新を切られるかもしれない」という不安。「どこに行ってもダメだ。社会人に向いていないのかも…」という気持ち。

毎日の空気が重く感じていた時期に、ふらっと立ち寄った書店でこの本を手に取りました。インパクトのある「お弁当」の表紙。「ランチのアッコちゃん」というタイトル。昔見ていた「ひみつのアッコちゃん」を思い出し、何となく惹かれてそのまま買って帰りました。

重い気持ちで読み始めましたが、読み終えたあとは不思議とスッキリしていました。頭の中もクリアになっていて、自分を責めたり惨めに思うような気持ちもどこへやら。「引き継ぎされていないことはできなくて当然。それでも、今できる限りのことを自分なりにやろう」と、自分の中でスッと整理できました。仕事を投げやりに考えたのではなく、今の状況を受け止めて、自分の考えも腑に落ちた感覚。

そして、食べ物の描写があまりにも美味しそうで、読み終える頃には「ちゃんとしたご飯を食べよう」という気持ちに。心は本で栄養補給、体も食事を取って栄養補給。「読書をする」というゆっくりした過ごし方のお陰で、疲れた心と体を回復することができました。巷で「ビタミン小説」と呼ばれるのは、このためかもしれません。

その後、派遣社員として1回だけ更新があり、2回目の更新はありませんでした。ショックではありましたが、「まあ、そうだよね」と納得し、次へ進むことができました。

毎日必死に生きている私たちは、心にも栄養やビタミンが必要です。「ビタミン小説」とも呼ばれているこの作品。読んで栄養補給することで、感情が揺さぶられ、重い気持ちの世界からスッと抜け出すことができるかもしれません。重い気持ちから抜け出せない、自分に自信がなくなっている。そんな時期に読んでほしい一冊です。

心の栄養補給をしてみたい方は、ぜひ一度手に取ってみてください。

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