職場の雰囲気が合わない。その職場、本当に働きたい場所?

「職場の雰囲気が合わない」

なんとなく気づいてはいるけれど、それを認めてしまったら、もうここでは働けない気がする。だから考えないようにしているけど、でもやっぱり地味にキツい。

この記事では、そんな「見て見ぬふりをしてきた職場への違和感」を見つめ直します。
自分の現状を確認して、次のステップへ進みませんか?

目次

求人票では「8時30分〜17時30分」と書いてあったのに、実態は全然違った。

無償の早出にサービス残業、それを平然と受け入れる社員たち。ここで働くには受け入れるしかない…と、自分の気持ちをごまかしていませんか?
一緒に、自分の本当の気持ちを確認してみましょう。

早出(早出手当なし)

始業の30分以上前に出社するのが、暗黙のルールになっている職場。
早出手当はないが、誰もそれを疑問に思っていない。
拒むと協調性がないと思われてしまうため、周囲から浮きたくない場合は出社するしかない。

・表向きは、本人が自主的に早く来ている
・実態は、社内やトイレ掃除など強制業務

残業(サービス残業)

自分の仕事がすべて終わっていても、地味な社員は定時で帰れない雰囲気の職場。
例外として、社内ヒエラルキーの一軍社員は定時退社が可能。

地味な社員が感じる理不尽は、次のとおり。

・定時後は他人の仕事まで処理をする
・社員の半分近くが退社した頃、ようやく自分も帰れる
・もちろん残業代は出ない

さらに、連日の残業疲れが顔に出ると、「疲れてますアピール?」と嫌味を言われる。そのため、疲労MAXでも、平気なフリして過ごすしかない毎日。

有給休暇や仕事の休みの日。
もしくは病気になって会社を休んだ日。
そんな日ですら、上司や先輩から連絡が来る。

内容は、緊急性の低いものばかりで、嫌がらせですか?と思わずにはいられません。

有給中にも…

理由を伝えたうえで取得した有給中ですら、上司や先輩から平気で連絡が来る職場。

「休みの日にごめんね」と、全く心のこもってない一言から始まり、内容は緊急性の低いことばかり。
上司や先輩の性格による人災なので、今後も同じことが続くと思われます。

連絡してくる側は、自分の連絡は正当な行動だったと周囲へアピール。理不尽な連絡すら「正当な指導」にすり替えられて、休みの日にまで侵食してくる。

病気で休んだ日も…

病名や症状を伝えたうえで取得した休みですら、緊急性の低い連絡が来る職場。

38度台の高熱でも、胃腸炎で嘔吐と伝えていてもおかまいなし。
上司や先輩の性格による人災なので、今後も同じことが続くと思われます。

連絡してくる側は、自分の連絡は正当な行動だったと周囲へアピール。理不尽な連絡すら「正当な指導」にすり替えられて、休みの日にまで侵食してくる。

連絡してくる側は、周囲へのアピールや根回しの能力が高いため、自分だけがモヤる状況になります。

会社によっては、平成初期レベルの設備を使用している場合もあります。

各設備からもたらされる損害はささいなことですが、チリも積もればなんとやら…です。
「毎日9時間も滞在する場所の設備がひどすぎる」は、地味にダメージが蓄積します。

デジタル化NG!手書帳簿で管理

顧客管理が、今でも手書きの帳簿管理。
業務効率は最悪だがデジタル化をする気はない。

簡単な範囲からのデジタル化を提案しても、あっさり却下。通常業務がパンクしている現状だけど、デジタル化してまで効率化は望んでいない…。

その理由は…

・手書帳簿は歴代の担当者の思いが詰まっている
・デジタル得意な人だけ仕事が楽になると、不公平

「電話帳ほどの分厚さの手書帳簿」をデータ化したら、業務が一気に楽になります!…が伝わらない。

令和の時代に、この装備で働くことをどう受け止めるか?

支給PCはオフライン

PCは1人1台支給されているが、すべてオフライン。仕事の資料は各自のPCに保存。当人が離席中に、取引先からその資料について問い合わせがあると、社内は大騒ぎとなる。

「PCを1人1台支給している会社」と経営陣はご満悦だが、オフラインでは役不足。

オンラインのPCは社内に1〜2台

オンラインのPCは社内に1〜2台しかないため、常に順番待ち。
この待ちの時間が原因でサービス残業につながっていく。

だが、誰も気にしていない様子。このような職場では、定時に帰るのは無理かもしれない。

会社の節約思考

節約できるところはしっかり節約。
それ自体は、会社を運営するうえで大切だが、度が過ぎると毎日の出勤が苦痛になる。

・暖房器具は使用禁止
 →室内でもヒートテックやマフラー必須
・エアコンの設定温度は29度
 →室内温度は実質30度以上
・トイレの照明
 →窓から光が差し込む日は、使用NG

これは節約なのか?はたまたドケチ?

浮いたお金が社員に還元されたり、設備改善に使われるならまだ納得できる。
でも実際は、どこに消えているのかもわからない。

「誰との人間関係」というわけではなく、
職場に流れる全体的な人間関係の雰囲気がなんだか合わない…と感じる職場があります。

特定の人と人間関係が悪化したわけではないのに…モヤってる。そんなことありませんか?

人事評価の基準

人事評価の最重要項目は、上司からの好感度。仕事そっちのけで上司と雑談しても、黙々と働く地味な社員より評価される職場もあります。真面目に働く人が損をする評価システムに対して、正直モヤる。

好感度重視な上司から評価されやすいタイプは…

・明るくて可愛い、愛されキャラ
・悲劇のヒロイン風
・上司と一緒にランチ
・雑談で盛り上がれる

仕事の要素が一切ない。「理不尽」、そんな言葉がピッタリな職場。

女性事務員は、みんな仲良く

「女性事務員はみんな仲良く」という暗黙のルール。みんな性格は違うのだから、さすがに無理がある。しかし、経営陣を満足させるために一芝居打たなくてはいけない。週5でコレは…結構キツい。

・みんなでワイワイしたい人
・ひとりで過ごすのが好きな人
・仕事中に雑談したい人
・黙々と集中して作業したい人

子どもだって「みんな仲良くは無理」と気づくのに、大人の女性にそれを強いる職場は…。

この「モヤる雰囲気」は、他の社員が小さな違和感を受け入れた結果、出来上がった雰囲気です。
そのため、会社のメンバーが大きく入れ替わらない限り、今後もこの雰囲気が変わる可能性は低いでしょう。

そんな、おそらく変わらないであろう職場の雰囲気に対して、できることは次の3つです。

  • 考え方を変えて、ポジティブに受け止める
  • 現状に折り合いをつけて、耐え続ける
  • 転職して、別の環境で働く

どの選択肢も、すべてが一瞬で解決する魔法の答えではありません。

多くの人は、②を選びながら日々過ごしているのではないでしょうか。でも、「もう無理かも…」と何度も頭に浮かぶときは、思い切って③を選ぶことも視野に入れてみてください。

自分の働く場所は、自分で決めていいんです。
一度就職した会社を辞めてはいけないなんてルールは、どこにもありません。

帰宅したとき、どちらの言葉が頭に浮かびますか?

  • 今日も疲れた〜!あとはゆっくりしよう
  • はあ…(放心状態)

もし後者が続いているなら、自分と向き合ってみるタイミングかもしれません。
あなたの中に、答えはきっとあるはずです。

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