【体験談】仲良しごっこの職場。昼休みの悪口大会が嫌すぎる

職場の昼休みの時間、一緒にランチを食べるメンバーはいつも同じ。「そういえばさぁ…」と誰かが口火を切り、その場にいない人の悪口が始まる。気乗りしない話題だけど、空気が悪くなるのも困るから、無難な相槌を打って必死にやり過ごす。そんな苦しい昼休みに、心当たりはありませんか?「社内の人の悪口を言う」ことはとても危険な行動なので、危機管理能力が高い人が「関わりたくない」と判断するのは当然です。

この記事では、10社以上で働いてきた社会人歴20年以上の私が、仲良しごっこの「悪口大会」を嫌だと感じる根本的な理由と、自分の身の守り方を、体験談をもとにお伝えします。気乗りしない悪口大会に参加している…という人は、ぜひ最後まで読んでみてください。

目次

仲良しごっこでは、その場にいない人の悪口や噂で盛り上がることがあります。結束を強めるためのスパイスのようなものですが、「社内の人の悪口」は諸刃の剣。危機管理能力が備わっている人にとっては、絶対に避けたい話題です。少しの相槌で、自分の立場が一気に悪くなることがあります。

・悪口を言った人
・同調した人
・相槌を打った人

その場にいて言葉を発した=全員同罪、として扱われるためです。安易な一言で、自分の立場を悪くするのは絶対に避けたいところ。

会社は友達を作りに行く場所ではなく、働いてお金を稼ぐ場所です。お金は生活基盤を支える大切なもの、要は命綱です。その命綱を自ら危険に晒せば、無事では済みません。自分の生活を脅かす行為だからこそ、悪口大会に無意識に嫌悪感を覚えるのではないでしょうか?

その場にいない誰かの悪口を言い合うと、本音を話せる仲になったと感じるかもしれませんが、その絆は錯覚です。本当は、仲良しごっこという偽りの関係の中で、「弱みを作ってしまった」だけ。そのときの会話が、もしどこかで他の人に話されてしまったら…。社内の人から冷ややかな視線を向けられることになります。

悪口は手軽な話題

悪口は、ちょっと背徳感のある手軽な話題です。「うんうん」と相槌を打てば相手は上機嫌になり、目をキラキラさせて楽しそう。盛り上がったグループの空気に飲まれて、安易な受け答えをしないように注意しましょう。

仲良しごっこ内の要注意人物

仲良しごっこのメンバーに、要注意人物が紛れ込んでいることがあります。「常に他者の粗探しをしていたり、自分より下に見ることができる情報を探している人」です。自分から親しげに話しかけ、相手のプライベートな情報を根掘り葉掘り聞き出し、いいネタがあれば悪口大会の手土産にします。そして、悪口大会に楽しそうに参加しつつ、その場で他の参加者の弱みもキッチリ仕入れているのです。

メンバーは、いつまでも一緒だとは限りません。事情があり、グループから抜けることもあります。抜けた人物が、今までの悪口大会について周囲に話してしまうと、参加者は大なり小なりダメージを受けます。少しの相槌ですら、「◯◯さんも言ってたよ」と吹聴されてしまいます。

悪口大会で発した些細な言葉や相槌は、「悪口を言っていた」として周囲に知れ渡り、もれなく自分も同罪となります。その状況でもできる対策は、できるだけ言質を取らせないよう立ち回ることです。例えば、次のような対応があります。

①相槌は、言葉ではなく無言でゆっくり二度頷く
②明らかな悪口への同調はしない
③意見を求められたときは、考えるフリをして回答しない

①「話を聞いてる感」を出し、何も言葉を発することなくやり過ごす方法です。声に出して相槌を打つのではなく、無言で頷いたり、驚きの表情を作ったり、瞬きの早さに緩急をつけます。言質を取らせずに相手を満足させることができるので、おすすめです。

②「自分は同意していない」という意図が、相手に伝わる答え方をします。明らかな悪口で会話を振られたときは、「私はギリ大丈夫です」「◯◯さん的には無理なんですね〜」など、「同調していないけど、会話を前に進めることができる返答」がおすすめです。どちらとも取れる相槌は、肯定と受け取られるため注意しましょう。

③「あなたはどう思う?」と意見を求められたときは、考えているフリで場をしのぎます。「私だったら…どうかなぁ…。急にパッと聞かれると…ですね〜」と、悩むフリをして数秒間沈黙します。悪口は会話のテンポが命なので、流れが悪くなると別の人に話が振られたり、次の話題に移ってしまうことが多いためです。

「相槌=同調した」の体験談

昼ご飯を4人で食べているとき、仲良しごっこのボスが口火を切り、A先輩(女性)の噂話が始まりました。

「Bさんに2度目の告白して振られたらしいよ。出会いがないからって必死すぎじゃない?」

「タイプなんでしょうね」「一途ですね」と返しても、ボスは納得しません。A先輩を一緒に見下すような言葉がほしいので、満足する返答が出るまで何度でも聞き続けます。

「私は同じ人に2度は無理かも…」

ようやく望んだ答えがもらえると、「だよねー!」と気分良さそうに、悪口がはずんでいきます。この不用意な発言をしたのは私。これが「さすがに2度はないなー、って言ってたよ」に形を変えて広まります。自分だったらどうか…という返事が、悪口を言ってたに変換されてしまうのです。気を抜いて話してしまうと、それは明日の自分を追い込む材料になります。不用意な相槌がどこかで手土産として渡されてしまうことを、忘れないようにしましょう。

会社へ行く理由は、お金を稼いで生活するためです。悪口や噂話で信用が無くなれば居心地が悪くなり、もし退職となれば、生活基盤が揺らぎます。参加を余儀なくされる悪口大会では聞き役に徹し、自分の立場を脅かす種を自分でまかないように振る舞う。自分の本音は出さないことで、立場を守りましょう。

悪口や噂話でしか盛り上がれない関係は、本物の仲良しではありません。今は参加する側にいたとしても、自分が標的になる日が訪れるかもしれません。悪口大会への参加が苦痛なら、少しずつ距離を取るのもひとつの方法。どこまで付き合い、どこで線を引くのか、決めるのは自分自身です。悪口を言わなくても働ける会社は、他にもたくさんあるのですから。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次