【体験談】上司が嫌すぎる!陰湿な係長からいじめを受けた2年間

転職後に感じた「この会社、なんとなく…しっくりこない感じがする」という違和感。日が経つにつれて、そこが自分にとって働きにくい職場だと実感していく…。そんな経験をしたことはありませんか?

自分の努力・能力不足だけが原因ではなく、「どう頑張っても働きにくい職場」は存在します。20代半ば頃、事務職として転職した会社では、毎日が無理ゲー業務の連続。今回は営業サポート業務で受けた、リアルな理不尽体験を紹介します。

この記事を読むことで、どう頑張っても報われない現実があることを知っていただければと思います。

目次

朝9時30分に営業が出発すれば、次は13時30分の便に向けて、同じ作業の繰り返し。

電話は一日中鳴り、来客対応も20〜30分に一度。その合間に伝票を発行して倉庫へ走り、戻ればすぐにまた電話対応。さらに営業からは見積書の作成依頼もあり、自分に割り当てられた本来の業務に取りかかる時間は、ほとんど残されていませんでした。

・担当業務ができていないので
・見積書作成依頼を受けたので
・伝票発行が追いつかないので

…少し時間をください

と、係長へ相談しても、ほとんど良い結果にはなりません。はあ…?という表情で、「自分が一番大変だと思ってる?忙しいアピールせずに、時間を作り出す方法を考えなよ」と言われて終わりです。

運が良い場合は時間をもらえますが、その代わりに「Aちゃん、ふーともくんがお忙しいらしいから、俺が電話取るね。来客対応はお願いしていい?」と、ため息交じりの皮肉を言われます。

「本当はふーともさんの仕事だけど、俺達がやってあげる」という嫌な雰囲気です。電話対応も来客対応も事務員全員の仕事で、私だけの業務じゃないんですけど…。なんて言葉にしたら、大炎上、火だるまです。悔しさを堪え「すみません、ありがとうございます」とお礼を伝え、黙ってPCに向かうしかありませんでした。

日々こんな状況なので、営業から依頼された見積書を仕上げるのも、いつもギリギリ。13時までにと依頼されれば、完成するのは12時50分頃。12時30分に「もうできた?」と尋ねられても、答えは当然ノーです。

そんなとき係長は、「営業くん、急いでるんだろ?俺が今すぐ作ろうか?」と声をかけ、営業は感激。さらに営業の目の前で私に指導をします。「ふーともくん、営業からの依頼は最優先でやらなきゃ。営業は忙しいんだよ」と。

…いやいやいや!
「営業の方から見積依頼を受けたので作成したいです」って報告したのに、作成する時間をもらえなかったから今に至るんですけどー!なに「俺は営業の気持ち分かってる感」出してるんだよ!私に仕事ギチギチに指示して見積書を作らせなかった張本人が、よくそんなセリフ吐けるな!…なんて心の声を口に出すこともできず、「すみません」と謝るしかありませんでした。

こんなことが何度も繰り返されるうちに、私の評判は「ギリギリにならないと見積書を作らない、段取りが悪い人」に。作成したいのに作成させてもらえない状況でしたが、私の事情が営業に伝わることはありませんでした。

ネチネチ系の男性上司は、タチが悪い

この頃には、社内で「影響力の高い営業」が私に見積書依頼をすると、「俺がすぐ作ろうか?」と係長が声をかけてくるようになりました。

係長は私をチラッと見ると、皮肉っぽい笑顔で、「だって…ほら、急ぐんだろ?」と。その瞬間、営業も私をチラッと見て「ああ…、お願いします!」と返答。「ふーともくんは仕事できない子なんだから頼むなよ(笑」という心の会話が聞こえてくるような、嫌な雰囲気。私のことを見下していることが、係長と営業から伝わってきました。

しかしその一方、係長の「影響力の低い営業」への対応は全く違いました。上と同じ状況になっても、自分から声をかけないのです。絶対に。

相手を見て態度を変えているんだなと、すぐに分かりました。「影響力の高い営業」だけに絞って、労力を最小限に抑えながら、自分の社内ヒエラルキーを上げようとしている人。私をサゲて、自分をアゲて…。

本当に…な・ん・だ・こ・い・つ!

その陰湿なやり口に嫌悪感を覚えました。ネチネチ系の男性上司の陰湿さは、本当にエグい。これが、当時の率直な心境でした。

転職した会社がしんどいと感じるのは、決して自分のせいだけではありません。相性の悪い職場や相性の悪い相手は、確かに存在します。出会ってすぐに感じた妙な胸騒ぎは、意外と当たるものです。

もし、自分の努力だけではどうにもできない状況や、助けを求められる環境がないのなら、そんな職場から逃げるのは大正解です。自分に合う職場で働くために退職すること、それもまた正しい選択だと思います。

そして、今まさに「合わない職場でしんどい」と感じている方がいるなら、自分を責めるのではなく環境を変えるという選択肢を持ってほしいと思います。小さな違和感を見過ごさず、自分を守るための行動をとることが、長い目で見れば一番の近道になるはずです。

ここから先の2年間については、また別の記事で書いていきたいと思います。

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