「お菓子外し女」に仕返ししたい気持ちと、私が選んだ別の道

「あれ絶対わざとやってる…」「くやしい」「何かやり返せたら…」お菓子外しをされることが続くと、ふと…思ってしまうこともあります。加害者が涼しい顔をしているのを横目で見た瞬間、胸に広がる黒い気持ち。やり返したくなる気持ちは、被害者として当然の感情です。ですが、仕返しはおすすめしません。仕返しをしてしまうと、加害者と「同じ土俵」に降りることになり、結果的に加害者を喜ばせることになるからです。

この記事では、お菓子外しの被害者の私が、「仕返し」以外に選べる4つの道を紹介します。読み終える頃には、「仕返しする・しない」の世界から、抜け出すことができるようになります。

目次

お菓子外しを何度もやってくる相手に、「何かやり返したい…」と思うのは自然な気持ちです。自尊心は傷つけられるし、仲間に入れてあげないと暗に示されることに悔しさを覚えるのは当然です。

「何かやり返したい…」と考えてしまう本当の気持ちは、「私は傷ついていると相手や周囲に理解してほしい」「これ以上自分を傷付ける行為はやめてほしい」という『願い』ではないでしょうか?お菓子外しは「お菓子をもらえない」ことが本質ではなく、執拗ないやがらせ行為だということが問題なのです。

ただし、その気持ちを行動に移す前に、少し立ち止まってみてください。傷ついたあなたを救う方法は、仕返ししかないのでしょうか?仕返しをすることで、自分で自分を苦しめることにならないでしょうか?ここから先は、仕返しをおすすめしない理由を紹介します。深呼吸して、続きを読んでみてください。

お菓子外しをされた人は、「仕返し」をして相手を傷つけたいわけではありません。「これ以上はやめてほしい」。そんな願いを叶える方法を考えた結果、最後にたどり着いた答えだと私は思います。ですが、一度やってしまうと、「仕返しをしていなかった頃」には…戻れません。

①同じ土俵に降りることになる

仕返しをすると、今度はあなたが「いじわるをする側」になります。それは、相手に「ふーともさんから嫌がらせをされている」という事実をプレゼントするということです。「嫌がらせされてて気まずいから、ふーともさんにお菓子を配るのが恐い」という、被害者ポジションを取られた場合、あなたの評価は…。また、どっちが先に始めたか論争になれば、自分の品位を下げることに繋がります。同じ土俵に降りてしまうと、「よりいじわるなのはどちらか?」という争いになり、自分の評価が一気に下がってしまう可能性があります。

②加害者は喜ぶ

加害者は、被害者の反応を見て喜んでいます。傷ついた姿、気にしないふりをする姿。あなたの怒りが伝われば、ちょっとしたお祭り騒ぎ。加害者はその「仕返し」すら、自分を楽しませるためのスパイスに。どっちがよりいじわるか論争になれば、被害者ポジションに収まり、このお祭り騒ぎを楽しむ余裕すらあります。被害者の渾身の仕返しが、加害者にとっては「色褪せた日常に彩りを与えてくれた」状態となり、いわば「メシウマ」の状況が完成します。あなたが、彩りを与える必要はありません。

③頭の中が加害者でいっぱいになる

仕返しを考えたとき、頭の中は加害者のことでいっぱいになります。いつやるか、どうやるか、何が一番ダメージを与えられるか。考えれば考えるほど、加害者でいっぱいになります。

加害者のことを考えている時間は、あなたの大切な時間です。その大切な時間を捧げるほど、「加害者」は大切な存在なのでしょうか?「会社」という接点がなければ赤の他人。会社敷地内だけの関係のはずが、境界線を超えて、次はあなたの大切な時間にまで侵食してきている。人生の時間まで、加害者に傷つけられる必要はありません。美味しい、綺麗、楽しい。あなたの時間は、幸せの感情で満たされるよう行動しましょう

仕返しをしないと決めても、胸に広がる黒い気持ちは消えません。ここからは、私が実際に選んだ「4つの道」をお伝えします。仕返しせずに、自分の心を守るための方法です。明日からすぐできる内容もあるので、ぜひ試してみてください。

①可哀想な女性のお菓子は、受け取りたくない

お菓子外しをする人は、もらえなかった人のリアクションを見て楽しんでいます。傷ついたり、気にしないふりをして気丈に振る舞う様子を見て、クスクス笑うのが快感になっています。

そんな「可哀想な女性」が配るお菓子。いじわるをするための小道具にされた縁起の悪いお菓子。それを受け取りたいでしょうか?あまり受け取りたくないな…と感じたとき、「そのお菓子は欲しくない」と心の底から思うことができます。受け取らないことを、自分で選ぶ。主体性を取り戻す方法です。

千と千尋の神隠しの「あ…あ…」「いらない。ほしくない」のシーンを、脳内再生してみてください。本当にいらないと思ったときは、あの表情・あのテンションになります。

②可哀想な人という視点

お菓子外しの加害者は、プライベートで満たされていない人が多い印象です。色褪せた日常に少しでも色を加えようと、会社という小さな世界で立ち位置を確認しているのかもしれません。

幸せな人は、他人に嫌がらせをしようなんて考えもしません。あの人は、こんなことで刺激を自家発電しなきゃいけないほどカサついた日々なんだな…と、少し引いて見てください。怒りや屈辱よりも「可哀想に…」という感情が芽生えてきます。

③会社の敷地と外の世界

会社の敷地内では脅威に感じる加害者も、敷地を一歩出ればただの人。あなたの人生には何の関係もない他人です。敷地内と外の世界には境界線があり、人生すべてが苦しいのではなく、敷地内の出来事が苦しいのです。

敷地内へ入ることは義務ではありません。あくまでも生活を成り立たせるための「手段」であり、「そこでなくてはならない」わけではないのです。小さな世界から飛び立てる選択肢は、いつでも自分の手の中にあります。自分で選ぶことができるのです。

④「自分の人生」という映画

「自分の人生」という映画があれば、主役も映画監督も自分です。どこを舞台にするのか、どんな登場人物に出てもらうか。すべて、監督が決めていいのです。脇役たちが「出してください」と言ったとしても、監督がNOだと言えば、その映画に登場することはできません。

ドラマのシーンが変わるように、常に同じ場所で撮影を続ける必要もありません。少しずつ舞台や登場人物を変えながら、主役が幸せなラストを迎えるように導いてください。それができるのは、映画監督のあなただけです。

それでもやっぱり「何かやり返したい」「加害者にくやしさを味わわせたい」という気持ちが残ることもあります。そんな時の「最強の仕返し」は、次のとおりです。

幸せに過ごす

加害者は、被害者に不幸になってほしくて、お菓子外しをしています。困惑・疎外感・劣等感。「私、嫌われてる…?」と感じてほしいのです。そのため、被害者が傷ついて不幸になっている姿は、彼女たちの最高のメシウマ。それとは真逆に、被害者が幸せな日々を送っている・身近な人から大切にされていることが分かると、加害者にとって最大の屈辱になります

友人と食事に行った、恋人と買い物へ行った。知り合いがやっている飲食店へ行った。行きつけの美容室で話しやすい美容師さんがいる、など。「プライベートが楽しい」「被害者が大切に扱われている」ことが、加害者には一番のダメージ。

もし、「昨日の休みは、なにしてたの?」と聞かれたときは、「第三者の存在+◯◯をした」と答えてみてください。「えー、あの店あんまり美味しくないでしょ」や「彼氏も興味ない店に連れて行かれて大変だね」「お店の人だから気を使ってくれてるんじゃない」と、普通の会話に見せかけた下げ発言をしてくる場合、あなたの攻撃は効いています。羨ましさと悔しさから、あなたを自分と同じ不幸レベルまで引き下げようとしているからです。お菓子外しをする人の考え方は、お菓子外しでもそれ以外でも、同じような行動パターンになっています。

だから、どうかあなたは、幸せになってください。

外の世界へ脱出する

加害者の力が最大になる「敷地内ヒエラルキー」は、会社という箱の中だけで発動します。敷地を出れば、あなたと加害者は他人。敷地内で発動しているヒエラルキーも、会社の外、境界線を超えて発動する力はないのです。

もし、退職をして「敷地を出る」ことになれば、加害者との関係は完全に断ち切られ、二度と交わることはありません。加害者が追いかけてきたとしても、外の世界では通用しないため、関係をバッサリ切り捨てることもできるのです。さらに、環境を変えればお菓子外しのない世界線へ脱出することも可能。

外の世界には可能性が広がっていることを、どうか忘れないでいてください。

お菓子外しをする相手に仕返ししたい気持ちは、自然な感情です。ですが、あなたは加害者にならなくていいのです。美味しい・綺麗・楽しいことで心を満たし、身近な人を大切にして、幸せな日々を過ごしてください。

あなたの幸せが最強の仕返し。関係の薄い加害者のために、これ以上時間を使う必要はありません。あなたが幸せになる傍らで、因果応報は起こっています。タイミングは今かもしれないし、もっと先かもしれません。幸せになるあなたと、しっぺ返しをくらう加害者の人生は、まったく別物。「可哀想な人生だな」と一言だけ思ったら、あとはまっすぐ前を向き、自分の人生を歩んでいきましょう。

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