「お菓子外しをしてきたあの人…どうなったんだろう」と、加害者の「末路」が気になったことはありませんか?何かしらの報いを受けたのか、それとも無傷で済んだのか?たとえその時に無傷で済んだとしても、そこから先の人生で、自業自得とも言える目にあっていると私は思っています。
私が知る「お菓子外しをしていた彼女」が辿った末路は、途中経過も含めて見事なまでに「自業自得」。本記事では、当事者として被害にあった「お局先輩」の末路をお届けします。最後を見届けることはできなくても、どこか空の下、今日も痛い目にあっているかもしれません。
お菓子外しをしていた「お局先輩」
当時の私は、社員50人ほどの会社で女性ヒエラルキー最下位。女性社員は10人足らずでしたが、中途入社の私は社歴が一番浅く、後ろ盾もない。さらには入社した瞬間から直属の上司に歓迎されておらず、男性を含めたヒエラルキーでもおそらく最下位の状況でした。
そんな私を標的にしたのが、30代前半の独身女性、お局先輩でした。お局先輩のいじわるスカウターで「戦闘力低め」と判定されたのが運の尽きとなり、お菓子外しは日常の光景に。私のことを嫌っていた男性係長が呼応し、「お菓子外しやむなし…」の空気ができあがっていきました。
最終的に私はその職場を退職したため、彼女の末路を見届けることはできませんでした。ですが、退職するまでに目撃した「自業自得事件」のエピソード、そして伝え聞いた結末を、3つのエピソードで紹介します。

①合コン事件_後輩下げをして自ら株を下げる

私が入社して1年以上経った頃、お局先輩がある「企画」を立てました。合コンです。「彼氏のいない私とAさん(女性ヒエラルキー下から2番目)に、彼氏を作らせてあげよう」という名目でした。ですが、この企画を知らされたのは、開催前日。お局先輩が、社内の男性社員(優男さん)に、社外の男性たちとの合コンのセッティングを頼んでいることは知ってはいたものの、まさかメンバーに私が含まれているとは思いもしませんでした。
女性陣は、私(当時20代)・Aさん(20代)・お局先輩(30代)、そして彼氏のいるBさん(20代)の4人体制。Bさんは断れず渋々了承していましたが、なぜ「彼氏持ち」を布陣に加えたのか。それは当日、最悪な形で知ることになります。
当日、まさかの「ネタ暴露」
少しの緊張のなか始まった合コン。開始早々お局先輩は、「私とAさんがあまり人には知られたくない過去の話」を、男性陣に暴露しました。さらに、Bさんは彼氏持ちだけど参加していることも暴露。困惑する男性陣…。
「ふーともとAさんに彼氏を」という名目はどこへ消えたのか。「みんなの保護者」と豪語していましたが、メンバー全員、その保護者に後ろから撃たれました。周囲を下げることで、自分の相対的な価値を上げる作戦。お菓子外しに滲む考え方が、合コンの場でも行われていました。
予想外の展開
今日は「出会い」とか言ってる場合じゃない。この地獄の空気を立て直して、一次会を楽しく終わらせて解散することだ…。女性陣(お局先輩以外)は、暴露された事実を自虐ネタにして、どうにか盛り上がるよう必死でした。「出会いを求める会」から「みんなで楽しく飲む会」へのシフトチェンジは成功し、和気あいあいとした雰囲気へ。お局先輩だけは「高嶺の花」ポジションから、絶対に降りてはきませんでした。
同席していた男性社員(優男さん)は「うちの女性社員、すごくいい子たちでしょ。俺いつも助けてもらってて〜」と、女性陣上げの発言で援護。するとお局先輩は「えー?ふーともちゃん、ミスばっかりでいつも迷惑かけてるでしょ〜」と冗談めかして反撃。私は自虐的に謝罪をして、場の空気がおかしくならないよう必死。男性陣は「俺らもよくミスるから、今日は全員反省会だな」と笑いに変えてくれながら、飲み会は進みます。
盛り上がるなか、一番端の席で焼酎をちびちび飲み、ふてくされているお局先輩…その一角だけ空気が悪い。「彼女だけはいじってはいけない」その空気を男性陣も感じ取り、お局先輩をみんなでちやほやしながら、一次会は終わりました。予想外に盛り上がり過ぎ、二次会へ行く流れへ。
二次会へ
女性陣は3名(Bさんは彼氏が迎えに来たので帰宅)、男性陣(男性3名+優男さん)は全員参加。二次会も楽しく進み、無事に解散しました。
連絡先交換なかったな〜と思いながら女性3名で歩いていると、「あ!◯◯くんからお礼LINE来た!」とお局先輩。「私も来た」とAさん。いつ交換したんだろうと不思議に思いAさんに尋ねてみると、「二次会のとき、先輩が”全員で交換しよう?”って言い出したよね?」と。多分、私がトイレ行ってたときですわ…。Aさんと顔を見合わせ、二人とも何かを察したように無言。「あ!今度は△△くんからだー!」とはしゃぐお局先輩を横目に、今日のお勤めは果たしたし、良しとしよう…と帰宅しました。
後日談
「お礼LINEのあと何も連絡がないんだけど、みんな来た?」とお局先輩。Aさんは、恐る恐る「今度、私の友達も誘って飲み会しようってことになってます…」と。へぇ、よかったじゃん。と一言。
「ふーともさんは…連絡先交換してもらえなかったんだったね」と笑顔。「…Aさん経由で連絡先聞かれたので、今度◯◯くんと食事に行く予定です」と伝えると、少しの間。「へえ…。結構したたかだね。良かったねー」と、呪いのようなお祝いのような言葉。
会社の敷地内ではヒエラルキー上位の彼女も、境界線の外に出れば、ただの人。勘違いしたままのヒエラルキーは、プライベートでは通用しません。周囲の女性の評価を必死に下げようとする彼女、自分が一番でないとふてくされる彼女。そんな彼女の姿が、男性陣や優男さんにはどう映ってしまったのか。彼女はそれを考えることもなく、お菓子外しでヒエラルキーの確認をし続けていました。
②部署異動事件_一軍内の力関係が表面化

合コン事件からずいぶん経ち、私はこの会社を退職しました。理由は、お菓子外しだけではなく、複数の問題が積み重なった結果でしたが、私の退職は社内に波紋を呼びました。
私が担当していたのは、みんなが嫌がる業務内容と業務量のポジション。職場いじめ的に、「みんながやりたくない仕事を一箇所に集めたらこうなりました」という、ゴミ箱のようなポジションでした。私の退職に伴い、既存の女性社員の誰かが異動して、この業務を引き継ぐ必要が出てきたのです。
見てる人は、見ていた
「絶対に嫌」と、誰も口に出しませんでしたが、女性社員の心は透けていました。お局先輩は、ヒエラルキー下位の「Aさんが適任じゃない?」と画策。周囲も「やむなしか…」と思っていましたが、予想外の事態が起きます。別部署(男性社員が多い)が、「うちにAさんがほしい」と上層部に掛け合ったのです。その結果、Aさんは別部署へ異動。実務能力と人柄を評価されての結果です。
お局先輩が「私が別部署に異動してもいいよ」と冗談めかして言ったそうですが、別部署の男性社員たちは拒否。遠巻きからでも、見ている人は、ちゃんと見ています。
一軍内の順位付け…まさかの結果
私とAさんがいなくなると、残った女性社員はみんな一軍ポジション。とはいえ、一軍内でも順位はあります。本人の評価に加えて、社内での横の繋がりや後ろ盾の強さ…これらを総合的に判断したとき、最下位がお局先輩だったのです。
みんなの保護者。美人で気さく。一軍で陽キャ、社内の中心人物…のつもりだったはずですが、一軍内では最も下だった。彼女が「お菓子外しの盾」として使っていた「横の繋がりや後ろ盾」も、一軍内で並べてみると、一番弱い盾だったのです。お局先輩が必死に守ってきた最後の居場所は、自分が行ってきた手法で、音を立てて崩れていきました。
強力な後ろ盾を探すもうまく行かない
ゴミ箱への異動を回避するため、役員や上司を一対一で飲みに誘うなどの画策を続けましたが、結果は変わらず。私の退職後、彼女は私のポジションへ異動させられ、泣いていたそうです。
表立って注意されてはいませんでしたが、周囲は見ていたのです。お菓子外しも、他のいじわるな振る舞いも。陰で「いじわるBBA(なんと読むかは想像にお任せします)」と呼ばれていた情報は、お局先輩がゴミ箱ポジションへ異動したあと明るみに出ました。私が苦しめられたゴミ箱ポジションで、お局先輩はどんな活躍をしているのでしょうか。
③LINE即ブロック事件_ヒエラルキーの誤認

退職してしばらく経ったある日、お局先輩から突然LINEが届きました。
「元気?飲みに行かない?」
・急にどうしたんだろう?
・会社で何かあった?
・愚痴る相手が会社にいない?
・まさか…友達になろうとしてる?
どうしよう…と、2秒悩んだ末、お局先輩をブロックしました。「会社」という接点がなければ、私と彼女は何の関係もない他人同士になることを、彼女は最後まで分かっていなかったのでしょう。気を使ってもらえるのも、話を聞いてもらえるのも、無理やりな都合に合わせてくれるのも、「会社」という接点があって成り立っていることに。
「お菓子外し」ができるのは、「敷地内ヒエラルキー」が発動しているからです。小さな世界でしか効果がないヒエラルキーは、外の世界で通用しません。外の世界へ行った私が、彼女と繋がりを持ちたいと思う理由は何ひとつない。彼女はそれに、最後まで気づかなかったのかもしれません。
お菓子外しと3つの事件の共通点

振り返ってみると、お菓子外しと3つの事件には、明確な「考え方の共通点」がありました。これらの考え方をもっていると、いじわるBBAとしての末路へつながるのだと思います。
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①努力の方向性が違う
彼氏が欲しいなら、素直に行動して、自分を磨く努力。社内で評価されたいなら、仕事で結果を出す努力が必要です。ですが彼女は、「他人を引きずり下ろすことで、自分の価値を相対的に上げる」という努力をしました。
この考え方は、お菓子外しだけではなく、それ以外の行動にも影響を与えてしまいます。結果、合コンでは惨敗。いつの間にか社内の人からの好感度も下がってしまい、「最後の居場所」すら失う。努力の方向性を間違うと、最後はこんな結末を迎えるのかもしれません。
②自分の評判を下げていると気づかない
会社でのお菓子外しも、合コンでの他人の秘密ネタ暴露も、「彼女の価値を上げるための行動」のはずでしたが、周囲から見れば「自分で自分の評価を下げる行動」でしかなかったのです。
大人の世界では、言葉や態度が全て「正直な心」を表しているわけではありません。笑顔の裏で嫌っていたり、接点は少なくても評価していたり。見ている人は、見ています。陰で彼女が「いじわるBBA」と呼ばれていたように。
③ヒエラルキーの勘違い
会社という小さな世界でのヒエラルキーが、全ての場所での共通の評価だと勘違いしていたのかもしれません。社内ヒエラルキーは、純粋な能力や人望だけではなく、複雑な人間関係が影響した結果の力関係だということ。敷地を出れば、何の影響力もない人だということに…。
優しくて気さく。悩みを真剣に聞いてくれてる。数々の居場所で彼女がそのように振る舞っていれば、出会った人々との関係性は違っていたのかもしれません。今となっては、無理な話ですが。
あなたは、あなたの未来を

「嫌いな人の末路を知りたい」という気持ちは、被害者として自然な感情です。ですが、関係の薄い彼女の末路は、あなたの未来に何の影響もありません。大切な時間は、自分を幸せにするために使ってみてください。私たちが望まなくても、因果応報は、どこか知らない場所で勝手に起きています。
他人を見つめるよりも、自分自身を見つめ、自分が幸せになる末路を選んでください。あなたが笑顔で過ごせる場所は、必ずどこかにあります。




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